1メートルの生地を作るために蓮の茎1万1千本を必要とする
希少性の高い蓮生地を使用したプレミアム扇子。

3本～6本の蓮の茎を10cmくらいで折って引き伸ばすと蜘蛛の糸のような繊維が出てきます。
それを手でこねる様に撚り、乾くと強い糸になります。
わずか1ｍの生地を製作するのに蓮の茎が11,000本必要です。
すべて手作業のため非常に手間暇がかかります。

【本藍染】
藍は海外では「Japan Blue」と呼ばれ、愛されています。
この名の通り、藍は古来より日本の風土にしっくりと馴染み、愛され続けてきた色彩。
藍は生きている染料です。又藍は染色出来る量が決まっており、一度に多くの染色ができません。
丁寧に心を込めて染め上げていきます。

【柿渋染】
京都の染色工房ヤマモリさんにお願いし、引き染という方法で染色をして頂きました。
柿渋とは、柿の実を圧搾濾過し、数年間発酵させた天然染料です。
天然色ならではの温かみのある配色が肌に馴染み、使い心地の良い扇子に仕上がります。

【親黒檀】
黒檀は重硬で高級建築材などにも適した耐久性のある希少性の高い木です。
黒檀は磨くと非常に美しい光沢と木目が浮かび上がり、
長い年月をかけて成長した素材本来の自然な美しさを感じて頂けます。
自然素材そのものの優しい風合いをお楽しみください。

※天然素材、天然染料を使用しているため、一点一点風合いが異なります。

●閉じた長さ：約22.7cm、開いた状態：約39.0cm
●扇　面／蓮生地（ミャンマー）
●扇　骨／黒檀・竹（中国）
●扇子袋／蓮生地（ミャンマー）
●加　工／日本（京都）